PHONOSTHEME

昨日大阪大学の入試の過去問を見ていたら、snarl という動詞を発見した。犬などが「ウーッ、ウーッ」と唸るという意味だ。犬と言えば、Charles Shultz の漫画、スヌーピーの snoopy は「こそこそと嗅ぎまわる」犬だ。今日、月に一度通っているクリニックに行ったら、くしゃみ (sneeze) をしたり、鼻をすすっている (sniffle) 人がいた。家に帰ったら、待っていたのは鼻水を垂らしている (snotty) 娘、その傍らにはいびきをかいている (sneeze) 息子が寝ている。

company(com共に panyパン、つまり一緒にパンを食べる仲間)式に語源で覚えようという参考書はたくさんでている。そのほとんどが、ラテン語、ギリシャ語、フランス語などが由来だそうだが、これら sn- の語源ははっきりしていないという。しかし、その共通点はすべて「鼻」が関係していることは一目瞭然、いや一耳瞭然。他にも「鼻もちならない(snobbish)」「かぎ煙草 (snuff) 」などもある。どうやら、これらの単語の起源は古いゲルマン語系(古英語、ドイツ語、北欧語)らしいが、もっと調べたら、sn- 以外にもたくさん出てきた。down, dive, drown、drain, droop の共通点は「下」だ。おもしろいではないか! no, nor, never, nude, nope, null, nil これらは「無(ゼロ)」を意味的に共有している。いずれにせよ、有史以前の人々が文字はなくとも口から声を出して意志疎通していたのかと思うと、まさにそれはロマンである。